納骨法要の流れ

 大切なご家族の遺骨をお墓に納骨するまでの 流れを記載しています。


 お墓が完成したので納骨しようとか そろそろ遺骨をすでにあるお墓に納骨しようと 決心(そこまで大げさではないと思いますが)します。

一.納骨法要の日取り決め

納骨法要をお願いする寺院へ連絡して、ご住職の都合を 確認します。そして、ご家族が出席しやすい日取りを検討して、 納骨法要の日取りを寺院に直接連絡したり、墓地,霊園の管理者 (または会社)、墓石・石材店に知らせます。  (知らせる相手は、お墓を建立している墓地,霊園(公営、 民営)により違うと思います。ご確認お願いします。)  日取りが決定したら、納骨法要をお願いする寺院へ 連絡して、納骨の日取りを決定致します。

二.お墓の建立を依頼した墓石・石材店へ連絡します。
そして大まかに以下のことを墓石・石材店へ依頼します。

  1. 墓誌(法名塔)に亡くなった方の名前の彫刻
  2. 納骨の作業をお願いします
  3. 寿陵墓なら、彫刻してある戒名の色を塗り替えてもらいます

地域によってはお供え物の台などが必要なことがありますので、 その際は墓石・石材店に名前の彫刻と一緒にお願いしておくと 安心です。

三.納骨法要に参列される方々へ連絡致します。

一般に参列の お知らせを郵送するのですが、少人数で行う場合は電話連絡でも 構わないようです。  参列される方々は遺族の方やご兄弟、亡くなった方の親しい友人 で行うことが多いです。

四.納骨法要の準備は整いました。

納骨法要の準備が出来ました。しかし、納骨法要の日が 近づいたら、念の為に寺院に連絡して確認しましょう。 あと、お花やお供物、線香、ろうそくなどを準備しておきます。 それから、寺院へのお布施や墓石・石材店への謝礼(納骨作業費用や 名前の彫刻費用など)も必要になります。また、地方によっては 納骨法要が終わった後にお斎(会食)の手配が必要な場合もあります。


【当日に必要なモノ】
  1. ご遺骨
  2. 火葬(又は埋葬)許可証
  3. 墓地,霊園の利用許可書(いらない場合もあります)
  4. お布施(お車代やお斎料),墓石・石材店への謝礼
  5. 印鑑(認印で大丈夫です)
  6. 数珠
  7. お供え物や線香、ろうそくなど

五.納骨法要当日

 

 服装は出来るだけ喪服で出席し、もし喪服でない場合も出来るだけ 落ち着いた色の服装にするとよいでしょう。


 納骨法要の当日は法要が始まる前に納骨をするお墓を掃除します。 体力的にきつい場合や遠方の場合、または寺院やご自宅で読経して お墓へ移動する場合などは墓石・石材店へ手配したり、お墓の お掃除代行サービスを利用するのも良いと思います。 掃除が済んだら、お供え物を供えたりして、納骨の準備をします。


 もしも、参列される方にお年を召した方や足の不自由な方が いらっしゃる場合は椅子を準備しておくべきです。それから夏季の 納骨法要はとても暑く、熱中症が心配されるので、日よけの傘、 飲料などを準備されるととても安心です。日よけや雨よけにもなる テントなどがあるととても安心ですね。  


 納骨法要の際に事務手続きが必要な場合があります。納骨法要が 始まる前に墓地,霊園の管理事務所へ行き火葬(埋葬)許可証や墓地, 霊園の利用許可書を提出したり、印鑑(認印で大丈夫です)が必要な 場合がありますので、事前に墓地,霊園の管理者や墓石・石材店の 担当者に確認しておく必要があります。


 最後にご住職様の読経、そしてひとりずつ焼香し、納骨法要が 無事に終了いたします。  

納骨法要の流れの補足>>コチラ