お墓とは
突然ですが、問題です。
「お墓とは一体なんでしょうか」
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その答えとは、この質問に対してあたなの心の中に思い浮かんだ事がどれも正解だと、私は 思います。
なんだよこんな答えかよって思われたくないので、簡単にですが、先ずは宗教的な観点からお墓のことをかいてみますね。
人は亡くなった後に何処へいくと考えられているのでしょうか。ずばり言うと山や海のかなたと大地の中へ行くと考えられているのです。
あっちこっちに行くのではなく、死ぬと精神と肉体との2つに分かれて、自然の中へ帰っていくと考えられています。
だから、お墓とは別に死者を祭る位牌などが家にあるのです。
つまり、位牌は山や海へ帰る方が、お墓は大地へ帰る方が宿ると考えられています。
お墓も位牌も亡くなった方々の魂のより所ということなんですね。
お墓とは2
先ほどは宗教的なことから‘お墓’のことを考えてみました。お墓や位牌にそんな意味があったとはびっくりしませんでした。もうご存知だったかもしれませんね。
ところで、私が冒頭にした質問「お墓とは一体なんでしょうか」の答えの説明をしたいと思います。
宗教的な観点から話をしましたが、今度は遺族の側から考えてみましょう。遺族の側からみるとお墓などは、亡くなった方を供養する為や亡くなった方との決別、ふんぎりをつける為、また会いに行ける聖域……などなど人それぞれあると思います。話が1番はじめに戻りますが、人それぞれお墓に対して意味を持たせていると思います。だから、「どれも正解だと思います」とはじめの質問の答えに戻るわけです。
身近な方の‘死’程ショックは大きく、気持ちが落ち着くまでには長い時間必要になると思います。また亡くなった方は私たちの心の中にいるためにお墓という拠り所を介して、話をしたりします。そういったことから考えてみるとお墓というのは宗教的な意味を越えて私たちの傍に存在する心の拠り所という一面も担っていると考えられます。
お墓はご先祖様に会える聖域
お墓はご先祖様から今生きている私たちまで脈々とつながっているということを確認できる特別な聖域でもあります。お墓参りに行った際にも子供達や孫達にお墓を通してご先祖様のことをあなたから話し、 私たちがこうやって存在することを真摯に受け止められる聖域としてお墓はあるのだなぁっと思います。
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