CAD(キャド)オペレータ 〜単語解説〜

CAD(キャド)オペレータの初心者のための単語解説

CAD(キャド)の使用単語説明

当サイトで使用している専門単語の説明です!

当サイトで使用している3次元CAD(キャド)(ストーンマイスター)の説明に欠かせない単語の意味を説明したいと思います!他のページでも少しずつ説明をしていたのですが、ここでまとめておきたいと思います。では早速始めましょー!

【稜線(線)】

 この稜線という言い方はなんとなく自分の中でしっくりこなくてきにいりません。あっすみません感想じゃなくて、説明行きますね。これは操作画面で物体を制作するときに線のみの状態場合に使います。その状態での物体を稜線(または)といい。現場では「稜線(又は線)にしてみます」とか言います。3次元CAD(キャド)で設計する場合は殆どこの状態で行っています。下に参考の画像を掲載しておきます。
 物体を色々加工する際は線だけの状態の方が見やすいというのがその理由だと思いますが、下の画像をみて、見やすいというのには疑問を感じるかもしれませんね。

稜線の状態のCAD画面です。
シェーディング

上記の‘稜線’とは別にCAD画面で物体を見る際に使うコマンドです。稜線は線だけで物体を表現できるのに対して、シェーディングは、物体に‘面’をつけることを言います。稜線だと、上記の画像のように物体全ての線が見えてしまうために、部品が複数重なるとものすごくみにくくなります。特に営業とCAD(キャド)画面を見ながら打ち合わせするときは稜線だと話がしずらいので、シェーディングして形状を確認してもらい部品の位置や形状の微調整をします。制作時には殆どシェーディングしません。
下記にシェーディングした画像を掲載いたします。

CAD(キャド)画面上でシェーディングした画像です。
閑話休題

稜線とシェーディングで制作時に良く使うなどの話が出たので、自分でもどうしてだろうと考えてみました。すんごく簡単に言うと、シェーディングをすると逆にみにくいからです。シェーディングをすると見やすいって書いたし、CADの操作図解でも見やすくするために画像にシェーディングしたのを使っている癖にって言われそうですね。

 どういうことかと説明すると、物体の形状を加工する際に、どこを加工するのかっと選択しなければいけないのですが、シェーディングしていると見にくい気がするんですね。これは僕の場合だけかもしれません。でも、感覚的にそうなだし、僕のCAD師匠も確か稜線の状態で設計していたので、おそらく他の方も……と思うのですが!? 他のCAD(キャド)オペレータに聞く機会がありましたら、聞いてみたいと思います!もし、聞けた方がいたり、自分もっていうCADオペレータさんがいらっしゃいましたら、教えてください!

作業平面

 3次元CAD(キャド)の概念を説明するときによく、机の上で模型を制作するっと表現します。結構、的確な表現だと思ってます(笑) その表現をする際に机の上にあたる部分が‘作業平面’といいます。物体制作をする際や物体移動の位置の基準となるため非常に重要!
 物体を加工しやすくするために、場合によっては作業平面を縦にしたり(初期状態では下の画像のようになっています)、斜めにしたりします。
 位置の表現には、数学でやった懐かしい‘座標軸(X・Y・Zの3軸で3次元の位置を決めます)’で行い。学校の勉強が役に立ったなぁ〜っと思わせられたことでした。
 下記に作業平面の画像を掲載しました。

CAD画面のグリッド状になっているのが作業平面です。

 3次元CAD(キャド)基礎で、すこし説明しているのですが、物体を加工する際にとても大切なことはその物体がどこにあるのか、どこを加工するのかという‘ドコ’の位置情報です。どこをどう移動して、どこをどう加工するのか。この‘位置情報’が違えば、加工されたり、移動したりした結果が違ってきます。‘位置情報’が大切だからこそ、作業平面はグリッド状になっているのですね。

モデリング
 

3次元CAD(キャド)で部品や製品を設計すること。

トレース

2次元CAD(キャド)で図面を引くこと。