CAD(キャド)オペレータの心得

CAD(キャド)オペレータの心得・・・・・・

【CADオペレータとしてよりも】

結構大切かもしれません。より良い作品・商品を制作するために
ここでは技術うんぬんよりも、心得が大切ということを 語っちゃいました。

   

 

        

      
・CADを恐れないこと
     

CAD(キャド)ソフトを使用しているとだんだんと自分のやり方が出来てきます。そして、初めの頃に 比べると操作スピードが段違いになっていて、もう有頂天 になります。(僕だけですか?) そこまでCAD(キャド)ソフトに慣れると、反面、 ‘やり易いやり方’ でしか操作をしないようになっていくかと思います。(これも僕だけ?)

それで新しいデザインなどの形状が出てくると対処に時間がかかったり、 最悪設計できないということが出てくるかもしれません。(もう僕だけなんて言わないで!) 少なくとも僕が使用しているストーンマイスターは同じ形状を作るにしても、作り方に 何通りかある場合が多々あります。その何通りかの中にはやはり少ない操作で制作できる 方法というのがありますので、考えてやることで最終的に時間と労力が節約できる というわけです。

CAD(キャド)を恐れないこと」ってたいそうなことかいてますが、要は色々な機能を フルに使うと自分の為にも楽できて、操作技術も格段にあがりますよってことです。 おまけに頭を使うと、頭も良くなるというおまけもついてくる・・・・・・はずです。

・営業、又は依頼を受けて、わからないところははっきり聞くこと

わからないことはわからないっとはっきり、そしてオブラートに包んでやさしく聞いてあげる ことです。制作指示書や打ち合わせ内容が誰がみてもはっきりわかるというような伝達手段が あれば一番よいのですが、それだけでは書ききれない内容もあるでしょうし、取引先独自の やり方などがあるかもしれません。まして、デザインともなると言葉のニュアンスでこんな 感じでお願いしますと持ってこられても・・・・・・困ります。

 制作側と取引先が直接打ち合わせをする場合はいいかもしれませんが、営業を飛び越していくことはできないですし、営業と同行していくというのも、他の案件が重なっている場合にはどうすることもできません。わからないことや曖昧なまま設計しても、やり直しさせられると他の案件も重なってしまい、どうしても時間をとられてしまいます。そうなるとどうもこうもいかなくなりますから、出来るだけ始めの方で、後々疑問が出てこないように細かく打ち合わせをすることが大切になってくると思います。(制作やってる人ならわかりすぎてると思います)

・営業と仲良くすること

 上記の「わからないところをはっきり聞く」に通じるのですが、仲良くしておかないと 意思疎通ができずに最悪納期に遅れることも・・・・・・あるかもしれません。わからないところをはっきりさせるのも、始めに出来るだけ細かく打ち合わせするのも仲良くなければ、難しくなってきます。営業は営業で大変ですから、その辺をいたわりつつ、仲良くしてあげるといいかもしれません。何かあったときに営業のチカラを借りなければいけないときがあるかもしれませんしね。
制作は制作で大変なんですがねって言ってやりたい気持ちの3割くらいを営業に言いつつ、仲良くなれるように頑張りましょう!でも、取引先のみの都合で無理な納期を言う営業には遠慮なく、恩を売ったりしましょう♪

・営業を教育すること

これが出来るともう楽になるはずです!無理な納期は言ってこなくなりますし、比較的快適に仕事が出来るようになると思います。やり方は・・・・・・それぞれで工夫して頑張りましょう!(なんだよっと思われた方!頑張ろうね。)

 僕の場合ですが、墓石業界はお客様から発注が入る前から図面を制作致します。
墓石業界のCAD(キャド)ソフトはお客様へのプレゼンテーション、つまり営業提案資料の
役割を担っています。もちろん、受注していただけば、そのまま設計図へ落とし
込んでいきます。もしかしたら、墓石業界という業界でしか通じないやり方で
アナタには当てはまらないこともあるとおもいます。だから、参考程度にして
ください。もしも、営業の方が読まれたら、納期に間に合わせるのは大変なので
無理な納期での受注は控えてくださいね。